【50冊目】「金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる(著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター)」

記事まとめ

  • 「金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる(著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター)」の本をまとめた
  • 本書を読むことで、「金持ちになるためには、ビジネス、不動産、株式投資の3つのうち2つ以上を組み合わせて、相乗効果を狙うことが大事である」ということを学んだ
  • 株式投資を実施しているが、お金に関する不安が消えない人に本書をオススメしたい

 

「金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる(著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター)」を読みました。

本書について一言で紹介するなら、「お金持ちになるための投資に関する考え方を教えてくれる本」です。

 

本書は、専門用語などがなく、読みやすい本です。

ちなみに僕は、本書を読み終えるのに、241分(4時間1分)かかりました。

 

前回、「金持ち父さんの起業する前に読む本」を読みました。

 

引き続き、「金持ち父さんシリーズ」を読んでいこうと思い、本書を手に取りました。

 

本書は、「お金持ちになるための投資に関する考え方を学ぶ本」です。

「不動産投資がオススメである」とか「ビジネスをすべきである」ということより、なぜそれをすべきかを説明する本です。

 

前半、いや、本書の3分の2以上は、投資信託のような「他人に依存する投資」を批判しています。

 

著者は、自分でコントロールできる投資を行うべきだと言っています。

また、「税制面で優遇されている投資」「他人のお金を利用できる投資(レバレッジ)」をやるように主張してます。

 

それが「ビジネス」「不動産」「紙の資産(株式投資)」の3つですが、これらを2つ以上組み合わせて相乗効果を狙う投資を推奨しています。

ただ、僕が本書を読む限り、「紙の資産(株式投資)」は、そこまで勧めているようには思えませんでした。

 

ドナルド・トランプは「ビジネス」と「不動産」を組み合わせて成功しています。

ウォーレン・バフェットは「ビジネス」と「紙の資産(株式投資)」を組み合わせて成功しています。

 

お金持ちになるためには、このように、2つ以上の投資に分散投資をして、相乗効果を目指すべきだという主張です。

それが本書のタイトルの「パワー投資術」となります。

 

従業員として働いている人は、余ったお金で老後のために、株式投資や投資信託をしている人が多いでしょうが、本書ではあまり勧めていませんので、読むとショックを受けるかもしれません。

今やっていることを否定されるからです。

 

ただ、著者が言っていることも正しく思えるため、一読して、自身は今後どうするかを考えるには良い本だと思います。

 

このように、本書は、お金持ちになり老後を安心して過ごしたいと思っている人にオススメとなります。

 

それでは本記事で、僕が本書から学んだことをご紹介していきます。



 

 

1. 「金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる(著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター)」のレビュー

  • 1-1. 本のタイトルについて
  • 1-2. 著者について
  • 1-3. 目次と概要について
  • 1-4. 僕が学んだこと

 

「金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる(著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター)」についてレビューします。

1-1. 本のタイトルについて

本のタイトルは、「金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる」です。

 

不動産や株式投資の具体的なやり方を説明する本ではなく、投資に対する考え方を学ぶ本となってます。

 

原著について

本書は翻訳本です。

原題は「Rich Dad's Who Took My Money?: Why Slow Investors Lose and Fast Money Wins!」です。

 

タイトルの「Who Took My Money」は、「誰が私のお金を取ったのか」という意味ですが、それは投資信託や投資アドバイザーなどのことです。

自分のお金を他人に渡して運用してもらうことを、著者はよく思っていないようです。



 

 

1-2. 著者について

著者は、「ロバート・キヨサキ」と「シャロン・レクター」です。

 

以下のウェブサイトを運営しているようです。

RICH DAD

「金持ち父さん 貧乏父さん」日本オフィシャルサイト

 

また、「ロバート・キヨサキ」のTwitterアカウントは以下です。

Robert T. Kiyosaki(@theRealKiyosaki)

 

「シャロン・レクター」のTwitterアカウントは見つけることができませんでした。

 

経歴

「ロバート・キヨサキ」の経歴については、本書によると以下のとおりです。

 

投資家・著述家・教師

金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる

 

「シャロン・レクター」の経歴については、本書によると以下のとおりです。

 

公認会計士・三児の母・CEO

金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる

 

本書は、著述家と公認会計士が書いた本となります。

 

1-3. 目次と概要について

本書の目次は以下のとおりです。

タイトル
第1章 セールスマンに聞く
第2章 牧場主と酪農家に聞く
第3章 銀行員に聞く
第4章 保険代理店に聞く
第5章 税務署に聞く
第6章 ジャーナリストに聞く
第7章 ギャンブラーに聞く
第8章 ニュートンに聞く
第9章 「時の翁」に聞く
第10章 パワー投資家になれない人がいる理由
第11章 パワー投資の力
第12章 投資ではなく賭けをしている投資家
第13章 すばらしい投資を見つける方法
第14章 すばらしい投資家になるには

 

「だ・である調」

本書は、「です・ます調」ではなく、「だ・である調」です。

本ブログのような「○○です。」ではなく、「○○である。」という文です。

 

専門用語などは出てきませんので、読みやすい本となっています。

 

概要

本書は投資に関する本です。

不動産や株式投資など、1つ1つの具体的な投資について語る本ではなく、投資に対する考え方を学ぶ本となってます。

 

3つの投資を分散投資する

株式投資をしている人は、リスク分散のために、複数の株を持つように言われることが多いと思います。

著者は、そういった1つの投資先の中で分散投資するのではなく、3つの投資先に分散投資すべきだと主張しています。

3つの投資先とは、「①ビジネス」「②不動産」「③紙の資産(株式投資)」です。

 

①ビジネス
長所:あらゆる投資の中で最も高い収益が得られる。税法はビジネスオーナーに有利に作られている。
短所:あらゆる資産の中で、手に入れたり、作り出したり、管理したりするのが最もむずかしい。

 

②不動産
長所:あらゆる資産の中でレバレッジが最も簡単に効かせられる。不動産のために借金をするのはビジネスや紙の資産のために借金するより簡単。税法は不動産投資に好意的。
短所:紙の資産よりかなり多くのお金が必要なので、資金の少ない個人投資家には手が出しにくい。ほかの資産と比べてはるかに集約的な管理を必要とするので小規模な個人投資家には負担になる。

 

③紙の資産
長所:あらゆる資産の中で出入りが1番楽な資産。
短所:最もコントロールできない。税金面での優遇があまり受けられない。変動が激しい。

 

上記のとおり、「③紙の資産」について、メリットが少ないような書き方になっています。

本書では、株式投資や投資信託をあまり良いイメージとしていません。

基本的に他人に依存しコントロールできないためです。

 

個人的にA社の株を買ったとしても、A社の業務改善などを命令することは難しいでしょう。

投資信託も、信託会社に依存しており、投資パフォーマンスはコントロールできないです。

 

また、株価は、不確定性があり、誰も予測ができないです。

長期投資をすれば株価は毎年○%の年率で上がっていく「はず」だと、投資関係の雑誌やニュース記事で主張されていますが、著者は「保証されているわけではない」と言ってます。

 

また、大暴落が起こることは否定できません。

2020年にも暴落が起きてますね。

 

ただ、「③紙の資産」を完全に否定しているわけではなく、上記の3つのうち2つ以上に分散投資をし、なおかつ、相乗効果を起こすような組み合わせを考えるように主張してます。

(と言っても、「③紙の資産」はあまり推奨していないように見えました)

 

例えば、マクドナルドは、非常に良い立地(不動産)を得て、その上でハンバーガーを売ってます(ビジネス)。

 

このような組み合わせにより、「税制面での優遇」「不動産投資におけるレバレッジ」を組み合わせて、収入を加速させることを推奨してます。

 

やはりビジネスを持つことが重要だと思う

「②不動産」と「③紙の資産」という組み合わせでも良いかもしれませんが、やはり「①ビジネス」を持つことは避けてはいけないと思ってます。

「①ビジネス」を持つことが、お金持ちになるための必須条件のように感じられました。

 

資産のうちビジネスは、たった1台の自動販売機でもいいし、コインランドリー機1台でも、インターネット上の会社でも、ネットワークマーケティングビジネスでも、フランチャイズビジネスでもいい。また不動産は、貸家でも、マンションの1室でもいい。私たちからのアドバイスは、小さく始め、間違いから学ぶことだ。

金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる

 

とにかく、自分が働くのではなく、お金が働く仕組みを作るべきだということです。

 

金持ち父さんはビジネスを始めろ、不動産を所有しろと言うが、その目的は、毎月のプラスのキャッシュフローを生み出すことだ。‥不労所得、つまりあなたが働くのではなく、あなたの資産が働いて生み出してくれる収入を作り出し、その額を毎月の生活費を超えるレベルまで上げることだ。

金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる

 

不労所得は、「株式投資による配当金でもいいのではないか?」と思ったのですが、著者は自分でコントロールせず他人に依存しているため、オススメしてないです。

 

なぜ「ビジネス」がいいのか?

 

それは、税金を払う前に、投資をすることができ、それによりさらなる収入を生み出すことが可能であるからです。

 

あなたが従業員の場合、税金はあなたの収入から源泉徴収されるので、キャッシュフロー・パターンは次のようになる。
稼ぐ→税金を払う→使う
ビジネスオーナーのキャッシュフロー・パターンはこうだ。
稼ぐ→使う→税金を払う

金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる

 

その他、必要経費を控除として申請できる点も、ビジネスのメリットです。

 

このように、ビジネスはお金持ちになるために有利になっているという主張です。

前回読んだ本が起業に関する本でしたが、ここで活かせるようになってます。

 

つまり、著者はたくさんの本を出していますが、主張は一貫しているということですね。

 

投資に関する考え方を学びたい人にオススメ

本書では、「ビジネス」「不動産」「紙の資産」の3つのうち2つ以上を組み合わせることを勧めていますが、それらの話よりも、投資信託のような他人に依存する投資のリスクを述べることに大半を費やしてます。

 

本書の3分の2は、投資信託や株式投資の批判です。

 

もし投資信託や株式投資を信じていて、もう投資方法を変えたくないと思っているのであれば、本書は読まないほうがいいと思います。

混乱します。

 

ただ、著者の意見を聞くと、投資信託や株式投資だけで老後の準備をするのは、良いことなのかと疑問を持つようになりました。

 

「本書は1つの考え方である」として、柔軟に学べる人が読むと良いかと思います。

 

投資信託や株式投資のような投資方法では良くなく、別の投資をすべきである理由を知りたい人に、本書をオススメしたいと思います。

 

1-4. 僕が学んだこと

本書の内容とともに、僕が学んだことをまとめていきたいと思います。

 

①著者がオススメする情報記事

著者は、「お金持ちや成功者になりたいなら、お金持ちや成功者から学べ」と言ってます。

僕も賛成です。

 

ただ、世の中の情報は、「従業員」が「ビジネスオーナー」や「投資家」に向けた情報が多いようです。

 

「ビジネス経験のない人が書いた本」「投資で成功していない投資アドバイザーの情報」などですかね。

 

そういった情報よりも、ウォーレン・バフェットの年次報告書のような、「成功している投資家」が「投資家」へ向けた情報をオススメしています

ただ、そういう情報を「成功者」や「成功している投資家」が、積極的に出していないのが現状です。

 

そのため、「従業員」が発信した情報を参考にしてもいいが、内容をよく検討することをオススメしてます。

 

ちなみに著者のオススメする情報源は以下のようです。

 

新聞に関して言うと、私が読むのはウォールストリート・ジャーナルとバロンズ誌だ。その理由は、前者が楽観的な論調で、後者が悲観的な論調であることが多いからだ。

金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる

 

「楽観的な論調」「悲観的な論調」で選択するというのは良いやり方ですね。

また、ビジネス関連のニュースの情報源は以下のようです。

 

ビジネス関連のニュースの情報源として、ビッグビジネスのトレンドについていくのに役立つと私が思うのは、ビジネスウィークとフォーブスだ。スモールビジネスのトレンドを知りたい場合は、フォーチュン・スモール・ビジネスやファースト・カンパニーなどの雑誌がいいと思う。

金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる

 

上記はすべて英語媒体ですので、日本語媒体は自分で探さないといけないです。

いろいろ読んでみて、「楽観的な論調」「悲観的な論調」のように論調が異なるものを選択したいと思います。

 

2. 終わりに

日本は少子高齢化になり、年金問題や医療費問題が、ますます深刻化していくことになると思います。

とにかくお金の問題は、簡単には解決されないでしょう。

 

どうすればいいか?

 

政府に依存せず、自分で作り上げるしかないと思います。

それが「ビジネス」「不動産」などへの投資だと思います。

 

僕は準備します。

今後、お金に関する問題が深刻化するのは分かっているのですから、対策すべきです。

 

「ビジネス」を成功するのは難しいのかもしれませんが、できないわけではないです。

とにかく挑戦を始めたいと思います。

 

お金に関して不安があり、投資について学びたいと思っているのであれば、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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