【34冊目】「Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル」

記事まとめ

  • 「Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル」の本をまとめた
  • 本書を読むことで、「宇宙は無から始まり、膨張し始め、その後、地球などの星々が生まれ、最終的には、素粒子のみが残る冷たい宇宙になる」ということを学んだ
  • 宇宙の始まりから終わりまでを知りたい人に本書をオススメしたい

 

「Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル」を読みました。

本書について一言で紹介するなら、「宇宙の始まりから終わりまでを、分かりやすい図と説明で教えてくれる本」です。

 

本書は、宇宙の始まりと終わりまでをざっくりと説明してくれます

 

「宇宙創生」という始まりだけを詳しく知りたい場合は、以下のムック「Newton別冊 宇宙誕生 時間をさかのぼり、究極の謎にせまる」がいいですが、ざっくりと全体像をつかむには本書がベストです。

ちなみに僕は、本書を読み終えるのに、236分(3時間56分)かかりました。

 

僕は、「宇宙の始まり」に非常に興味を持っていましたので、上記のムックを先に読んだのですが、本書では、星々の創生の話が含まれているため、新鮮な情報を得ることができました。

 

また、宇宙の終わりを予想してます。

宇宙は最終的には、素粒子のみの広大な冷たい空間になりそうです。

太陽のような恒星は、寿命があるため燃え尽きますし、その他の星々も巨大なブラックホールに飲み込まれていくようです。

 

そうなるのであれば、人間がいかに小さい存在であるかと考えさせられてしまいます。

いい意味で、自分の悩みなんて吹っ飛んでしまいました😄。

 

ただ、これはまだ予想の段階です。

これから研究が進み、いろいろ証拠が出てきて、予想がくつがえされたりすることもあると思います。

 

とりあえず、現時点での、宇宙の始まりから終わりまでの流れを、ざっくり学びたいと思っているのであれば、最初の1冊目としてオススメできる本です。

 

それでは本記事で、僕が本書から学んだことをご紹介していきます。



 

1. 「Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル」のレビュー

  • 1-1. 本のタイトルについて
  • 1-2. 目次と概要について
  • 1-3. 僕が学んだこと

 

「Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル」についてレビューします。

1-1. 本のタイトルについて

本のタイトルは、「Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル」です。

 

タイトルの「Newtonムック」のとおり、Newtonという月刊の科学雑誌の記事を再編集したものです。

Newtonは以下のウェブサイトです。

Newton

 

Twitterアカウントは以下のようです。

科学雑誌Newton(ニュートン)公式(@Newton_Science)

 

1-2. 目次と概要について

本書の目次は以下のとおりです。

タイトル
事件1 無からの宇宙誕生
事件2 インフレーション
事件3 ビッグバン
事件4 原子誕生〜宇宙の晴れ上がり〜
事件5 最初の星の誕生
事件6 大規模構造の形成
事件7 星々の成長
事件8 銀河誕生
事件9 銀河の進化
事件10 天の川銀河の誕生
事件11 初期銀河以外が壊滅?
事件12 天の川銀河、M31とニアミス
事件13 天の川銀河の超新星爆発
事件14 原始太陽の誕生
事件15 太陽系の誕生
事件16 地球誕生
事件17 宇宙の未来

 

「だ・である調」

本書は、「です・ます調」ではなく、「だ・である調」です。

本ブログのような「○○です。」という文ではなく、「〇〇である」という文です。

 

分かりやすい図と文章で説明がありますので、読みやすい本だと思います。

 

概要

本書は、日常生活でも仕事でもなく、宇宙に関する読み物です。

僕は、宇宙工学などを専攻しているわけではないので、完全に「趣味」として本書を読みました。

 

宇宙の始まりから終わりまで、また、星の創生を学ぶのであれば、本書はベストです。

 

ただ、もう少し詳細なことを学びたいと思っている人は、それぞれの段階でのムックや本を読むほうがいいかもしれません。

僕は本書を読む前に、「宇宙創生」に関する本を2冊読んだのですが、物理学による詳細な説明については、以下の2冊の本のほうが詳しかったです。

 

本書は、詳細なことよりも、ざっくりと全体像をつかむのに適している本だと思ってます。

 

地球ができて、僕らが生まれているのは奇跡、偶然、必然?

地球以外に生命が存在するかどうかということも僕にとって気になる謎です。

ただその前に、地球という星がいかに奇跡的なもの、偶然的なもの、もしかしたら必然的なものなんだということを感じました。

 

太陽からの距離という点でみても同じことがいえそうだ。「現在の地球でさえ、数%軌道を内外にずらせば、惑星表面の液体の水は存在できなくなるのです」。内側にずれれば海は蒸発して水蒸気となって地球をおおい、外側にずれれば海は凍りついて地球は氷の惑星となる。水が液体として地表を満たすためには、太陽から絶妙な距離に原子地球が形成されたというのも大事なポイントとされる。

Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル

 

地球に生命が存在するのは、太陽から絶妙な距離に位置するからです。

これが少しでもずれていれば、生命が生まれていなかったと思われます。

 

これは奇跡なのでしょうか?

 

「人間」の目線で言うと、奇跡だったと言えます。

「人間」が、宇宙の中で生まれることが決まっていたのであれば、地球という星がうまい具合に出来上がったのは奇跡と呼べるのかもしれません。

 

ただ、宇宙目線で、「人間」が生まれることが決まっていなかったのであれば、ただの偶然だと思います。

偶然、地球という星が絶妙な位置に存在しており、たまたま生命として「人間」が生まれただけです。

 

いや、もしかしたら、創造主的な存在がいて、生命を生まれさせようと思っていたのであれば、偶然ではなく必然として操作したものなのかもしれません。

 

僕らは「人間」ですから、「人間ありき」「人間が中心」で物事を考えてしまいます。

 

ただ、宇宙の本を読んでいると、宇宙の歴史や宇宙の広さから見ると、人間はトップではなく、星々がトップ、もしくは、宇宙全体がトップであり、「人間」は本当に小さな存在に過ぎないと思っています。

 

宇宙はこういうことを教えてくれます。

 

これは、僕としては、日々の悩みがあまりにもちっぽけなものだと言うことを教えてくれるため、ストレス軽減として、非常に助かっています。

 

最終的な宇宙を考えると、人間は存在しなくなり、やはり人間は小さな存在である

宇宙の創生(インフレーションやビッグバン)については、証拠もあるため、予想が間違っていない可能性が高いようです。

 

ただ、本書では、宇宙の最終的な形については、予想のようでした。

まだ証拠が見つかっていないということです。

 

あくまでも予想ですが、この宇宙の最終的な形について、非常に考えさせられました。

やはり人間は、宇宙の中では小さな存在であるということを思い知らされました。

 

10の100乗年をこえる遠い遠い将来、ブラックホールは減衰によって消滅し、光や電子、ニュートリノなどの素粒子となる。宇宙空間に残されていた原子も、陽子崩壊によって素粒子へと変化する。「結局、宇宙に残れるのは、素粒子だけとなります」
しかも、ここにいたるまでの間も、宇宙はたえず膨張をつづけている。宇宙は、広大な空間をときおりエネルギーの小さな光子(光の粒子)などの素粒子が行き交う、暗く冷たい世界となるのだ。

Newtonムック ビッグバンから地球誕生まで 宇宙史137億年の大事件ファイル

 

太陽のような恒星(自分のエネルギーで輝く天体)は、寿命があり、燃え尽きるようです。

太陽もいずれ燃えつきます。

 

そして、一部の恒星は巨大なブラックホールになるものもあり、星々はそのブラックホールに吸い込まれていくようです。

そして、上記の引用文のように、素粒子だけが残っていく宇宙になります。

 

人間はおろか、地球などの星だって残りません。

こうなると、人間が宇宙の中でトップクラスの存在だと言えないと思います。

 

やはり、宇宙の中で見ると、人間は小さな存在ですね。

地球の中で見ると、人間はトップクラスだと思いますけど、やはり宇宙は広いです。

 

宇宙の誕生から終わりまでざっくり知りたい人にオススメ

僕が宇宙を学ぶのは、好奇心です。

宇宙がなぜ存在し、なぜ僕は生きているのかということを、「自分の中で」答えを持ちたいと思ってます。

 

おそらく、全人類が共通して持てる答えは出てこないでしょうから、とりあえず、自分の中でだけでいいので、この謎の答えを持っておこうと思ってます。

 

今後も宇宙の研究は進んでいくため、本書で書かれていることも、間違いがあったり、逆に証拠が見つかり確実視されるものも出てくると思います。

日々の情報更新が必要ですね。

 

宇宙に関することで、宇宙の創生から終わりまでの予想、そして、星々の創生について、全体像を知りたいと思っている人に、本書をオススメしたいと思います。

 

1-3. 僕が学んだこと

本書の内容とともに、僕が学んだことをまとめていきたいと思います。

 

①今後、宇宙関連のニュースや本を読む際に、知っておいた方が良さそうな知識をまとめる

宇宙関連の本を読んだら、その都度、知識を増やしていく必要があると感じています。

一回読んだだけだと覚えられないこともありますし、他の本の方が詳しいことがあります。

 

そのため、本を読んだら、知識として覚えておこうと思うものをまとめることにしました。

以下は、僕が覚えておこうと思った知識です。

 

宇宙関係(不確定性原理)
・不確定性原理とは、極微の世界では、さまざまな物理量の値が定まらないということ
・宇宙の誕生も極微の世界の話であり、この不確定性原理が適用される
・空間(つまり宇宙)の大きさは、ゼロという値に確定することはできないということになる
・空間(宇宙)の大きさがゼロではない状態とは、つまり空間(宇宙)が存在するということ
・あくまでも仮説の段階だが、宇宙はこのようなカラクリによって、「無」からひょっこりと誕生したと考えることができる

 

 

宇宙関係(一般)
・相対性理論では、時間と空間を一体のものとして考え、それを時空とよぶ
・ハッブルは天文観測によって「天の川銀河(地球が属す銀河。銀河系)からの距離が遠い銀河ほど、大きな速さで天の川銀河から遠ざかっている」ということを発見した(ハッブルの法則)
・太陽の中心は高温・高密度で、原子をつくる原子核と電子がバラバラ(プラズマ状態)になっている
・太陽が誕生するのは、宇宙創生から約90億年後
・銀河は恒星の集団である
・恒星には寿命があり、質量が大きいほど(重いほど)寿命が短い
・太陽の10倍の質量の恒星は3000万年、100倍の恒星は100万年で燃えつきる
・太陽の半分の恒星はおおむね1000億年、0.08倍の恒星(理論上、最小の恒星)はおおむね数兆年ほど輝きつづけると予測されている

 

 

宇宙関係(未確定)
・現在のところ、宇宙誕生からおよそ7億〜8億年後より以前のようすは直接見ることができていない
・ただし、宇宙の年齢が7億〜8億以前で唯一観測ができている時代があり、宇宙誕生から約38万年後の宇宙である
・その時代からやってくる「宇宙背景放射」がとらえられている
・宇宙誕生後、約38万年後から7億〜8億までの、いまだ直接観測することができていない時代は「宇宙の暗黒時代」とよばれている
・宇宙誕生から約38万年後には、宇宙にはまだ星は生まれていなかったが、7億〜8億年後には、星の集団である銀河がみつかっている
・つまり、宇宙の暗黒時代に星は生まれ、最初の銀河をつくったはずである

 

 

2. 終わりに

宇宙は、最終的に素粒子しかない冷たい空間になりそうです。

ただ、僕はまだ勉強中の身ですが、宇宙創生は、「無」から、ひょっこり誕生したということになっています。

 

ということは、素粒子しかない冷たい宇宙空間において、また「ひょっこり」誕生することもあると思っています。

新しく「インフレーション」「ビッグバン」が起こって、第2(もしくはすでに第2、第3‥なのかもしれない)の宇宙が誕生するということです。

 

宇宙のことを考えれば考えるほどきりがないです。

時間がもったいないという人もいるかもしれません。

 

でも僕はそうやって考えるのが面白いので、趣味の一環として大事だと思ってます。

ストレスが軽減されていきます。

 

他人がテレビをみたり、スポーツをしたり、お酒を飲んで楽しんだりするのと同じですね。

 

僕と同じように宇宙に興味がある人は、宇宙の創生から終わりまでの全体像が知れるので、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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