【36冊目】「LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ(著者:マックス・テグマーク)」

記事まとめ

  • 「LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ(著者:マックス・テグマーク)」の本をまとめた
  • 本書を読むことで、「AI(人工知能)は、人間の助けにもなるし、脅威にもなる可能性を秘めているが、恐れて拒否し続けるのではなく、安全に使っていくやり方を考えながら、発展させていけばいい」ということを学んだ
  • AI(人工知能)の将来像の予想を、現代の最新科学知識を参考にし、人類・宇宙の未来を予想しながら学んでいきたい人に本書をオススメしたい

 

「LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ(著者:マックス・テグマーク)」を読みました。

本書について一言で紹介するなら、「AI(人工知能)を将来的に、安全に活用していくために、考えなければならない、AIに対しての課題を教えてくれる本」です。

 

本書は、AI(人工知能)の話だけでなく、宇宙論や量子学など、最新科学情報を集結させたような本です。

そのため、テクノロジー関係の話が多く、慣れていない人にとっては読み応えがある本だと思います。

ちなみに僕は、本書を読み終えるのに、584分(9時間44分)かかりました。

 

本書はAI(人工知能)に関する本ですが、詳細な技術仕様の説明ではなく(そういう説明もあります)、AIの将来や安全性のためにどうすればいいかを考えるような本です。

 

僕は本書のプロローグに出てくる話(SFのような話)に魅了され、「AI(人工知能)とは、こういうことをいうのだ」と、僕が目標にするAI像を見つけることができました。

AI関係のネット記事などでよく出てくる、シンギュラリティ/知能爆発の話です。

 

簡単に説明すると、ある研究者たちが、究極の人工知能を作るのですが、その人工知能が、自身を改良し続けることで、人間の知能を超えます。

つまり、人間には考え付かないような方法を、次々と思いついて実行していくようになります。

これにより、人工知能自らが、お金を稼ぎ(株でもいいし、ブログ構築でもいい)、そのお金で自分の体(ハードウェア:パソコンやサーバのCPUやメモリ)の性能を上げ、さらに知能が増えていき‥、という知能爆発を起こします。

 

そして人間には止められなくなるというような話です。

 

その後、人間を取り込む(心理学を学び人間をだます知識も学ぶため)ことになるかもしれないですが、そうならないように、「安全にAIを使っていくことを考えていこう」というのが本書の趣旨です。

 

タイトルの「LIFE 3.0」についてですが、以下のようになります。

 

 

LIFE 1.0:ハードウェアもソフトウェアも設計し直すことができないもの

LIFE 2.0:ハードウェアは設計できないが、ソフトウェアは設計できるもの
(言語やスポーツの学習ができる人間はここに含まれます)

LIFE 3.0 : ハードウェアもソフトウェアも設計できるもの
(体を動かせないサーバから宇宙船にハードウェアを変えることできるAIはここに含まれます)

 

 

自ら、ハードウェアもソフトウェアも設計し直すことができれば、いわゆる超人ですね。
(AIは、「人」ではないですが‥)

 

このAI(人工知能)に関して、さまざまな議論をしているのが本書です。

 

AI(人工知能)のスキルを学ぶというより、AI論のようなものを学ぶ本です。

 

AIを研究したり、作ろうと思っているエンジニアにとっては、「将来的にどういう思想/考えで作っていけばいいか」を学べますし、AIを学び始めた初心者にとっては、「どのようなことを考えてAIを利用していくべきなのか」「AIは恐ろしいものなのか」「安全に使っていくことはできるのか」ということを科学的な話を交えて学べますので、オススメです。

 

それでは本記事で、僕が本書から学んだことをご紹介していきます。



 

1. 「LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ(著者:マックス・テグマーク)」のレビュー

  • 1-1. 本のタイトルについて
  • 1-2. 著者について
  • 1-3. 目次と概要について
  • 1-4. 僕が学んだこと

 

「LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ(著者:マックス・テグマーク)」についてレビューします。

1-1. 本のタイトルについて

本のタイトルは、「LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ」です。

 

タイトルの「人工知能時代」のとおり、AI(人工知能)の話になります。

 

原著について

本書は翻訳本です。

原題は「Life 3.0: Being Human in the Age of Artificial Intelligence」です。

 

Artificial Intelligence」の略称が、AIです。



 

 

1-2. 著者について

著者は、「マックス・テグマーク」です。

以下のウェブサイトを運営しているようです。

The Universes of Max Tegmark

 

Twitterアカウントは以下です。

Max Tegmark(@tegmark)

 

また著者は、AIの安全な研究を推進するために、非営利団体「生命の未来研究所(Future of Life Institute, FLI)」を設立しており、本書でも何度も出てきます。

以下のウェブページとなります。

Future of Life Institute

 

経歴

「マックス・テグマーク」の経歴については、本書によると以下のとおりです。

 

マサチューセッツ工科大学(MIT)教授、理論物理学者。宇宙論の研究者だったが、超知能AIによる人類絶滅の経験性に注目し、近年はAI研究に軸足を移している。

LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ

 

大学教授が書いた本となります。

上記経歴のとおり、「宇宙論」の研究者ということで、本書でも宇宙の話を詳細に語っています。

 

1-3. 目次と概要について

本書の目次は以下のとおりです。

タイトル
プロローグ オメガチームの物語
第1章 いまもっとも重要な議論へのいざない
第2章 物質が知能を持つ
第3章 近未来
- ブレイクスルー、バグ、法律、兵器、仕事
第4章 知能爆発?
第5章 余波
- 1万年先まで
第6章 宇宙からの恵み
- 今後10億年とさらにその先
第7章 目標
第8章 意識
エピローグ FLIチームの物語

 

「だ・である調」

本書は、「です・ます調」ではなく、「だ・である調」です。

本ブログのような「○○です。」ではなく、「○○である。」という文です。

 

本書はAIだけでなく、宇宙論や量子力学など、さまざまなテクノロジーの話が出てきますので、読み応えがある本となっています。

 

概要

本書は、日常生活や仕事に関する本ではなく、AI(人工知能)の本です。

 

僕はAIの研究者やエンジニアではないですが、サラリーマン時代(2007年〜2018年)に、ネットワークエンジニアとして、AIの業務活用の研究に携わっていました。

 

具体的には、ネットワークに流れるトラフィック(通信量)を分析し、人間では見つけられないような、ネットワーク機器や回線がトラブルを起こしそうになる「兆候」のようなものをAIが察知して、故障を事前に防ぐようなAIシステムの研究です。

 

僕はそのシステムが出来上がる前に退社しましたので、その後はわかりません。

ただ、僕が研究しているときは、まだまだ実現不可能だという印象でした。

前職の会社ではあまりにも「データ」が少なく、AIが学習できなかったです。

 

そのほかにも、(おそらくAIを学んでいる人の多くの方と同様)、経営層から「AIを使って何かしてくれ」という漠然とした指示で調査などをしておりました。

 

「AIで何かを実現する」という発想ではなく、「何か実現したいことがあり、AIが合致するかもしれない」という発想が正しいはずですが、浸透していない時期でしたので、いろいろ苦労したのを覚えています。

 

AI(人工知能)は、自分(人間)を超える存在であるべき

本書を読んで、僕は、AIは自分を超える存在であるべきと思うようになりました。

 

AIやRPAという用語が流行っていますが、基本的には、人が行う業務をやってもらうイメージです。

 

つまり、人の下にAIがいます。

AI以外でも、ロボットでもいいし、ソフトウェアやアプリでもいいですが、人に従って業務を手助けする存在だと思います。

 

ただ、本書のプロローグを読んで、考え方が変わりました。

AIは自分のアドバイザーとなるべきだという発想です。

認めたくない気持ちもありながら、AIを自分より上に位置付けるという発想です。

 

僕はいわゆる一流大学を卒業していませんし、難関資格なども持っておりません。

そういう人が、例えば起業で成功したいとなると、改めて勉強するか、頭の良い仲間を集うかだと思います。

その中の1つとして、AIを活用するという選択肢があると思いました。

 

AIの良さは24時間勉強し続けることが可能である点です。

僕が寝ている間も、勉強させ続けることは可能です。

そうなると、知能爆発が起こり、人間を超える存在になり、僕が思いつかないようなことを考え出せるようになる可能性もあるということです。

 

僕が作りたいAIはこういうAIです。

 

「自分でもできるけど時間がないからやってもらう」というのは、AIではなく、今までも存在しているソフトウェアやアプリの一種だと思っています。

AIはもっと、先をいくものだと思いました。

 

本書により、僕のAI活用の考え方を一新させてくれました。

 

僕は、自分を超えた存在のAIを作り、一緒にビジネスをしていくパートナーになってもらおうと思ってます。

今後AIを学ぶ理由をそのように決めました。

 

ライフ3.0とは何か?

本書のタイトルにもある「ライフ3.0」という用語の意味を紹介したいと思います。

簡単にいうと、細菌などは「ライフ1.0」で、僕たち人間は「ライフ2.0」で、人工知能は「ライフ3.0」です。

 

細菌が自らのDNAのコピーを作るときには、新たな原子が作られるのではなく、新たな一群の原子がオリジナルと同じパターンに並ぶことで、情報がコピーされる。つまり生命は、情報(ソフトウェア)によってその振る舞いとハードウェア設計図が決定される、自己複製する情報システムととらえることができる。

LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ

 

上記引用文を前提知識として、ライフ1.0と2.0を説明すると以下になります。

 

このような細菌に代表されるのが、私が「ライフ1.0」と呼ぶ生命、すなわち「ハードウェアとソフトウェアの両方が、設計されるのではなく進化する生命」である。それに対してあなたや私は、「ライフ2.0」、すなわち「ハードウェアは進化するだけだが、ソフトウェアの大部分は設計できる生命」である。あなたのソフトウェアとは、感覚から得た情報を処理してどんな行動をとるかを決定するのに使われる、アルゴリズムと知識全般のことだ。つまり、友人を見てそれを友人と認識することから、歩いたり読んだり書いたり、計算したり歌ったりジョークを言ったりすることまで、ありとあらゆる能力のことである。

LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ

 

これらを踏まえて、ライフ3.0までをまとめると以下のようになります。

 

ライフ1.0(単純な生物学的段階)
・生きているうちに自らのハードウェアもソフトウェアも設計しなおすことはできない
・どちらもDNAによって決まっており、何世代にもわたる進化によって変化するのみである

 

 

ライフ2.0(文化的段階)
・自らのソフトウェアの大部分を設計しなおすことができる
・人間はたとえば言語やスポーツや職業など新しい複雑な技能を習得できるし、自らの世界観や目標を根本から改めることもできる

 

 

ライフ3.0(技術的段階):地球上にはまだ存在していない
・自らのソフトウェアだけでなく、ハードウェアも大幅に設計しなおすことができ、何世代もかけて徐々に進化するのを待つ必要はない

 

 

ライフ3.0は、AI(人工知能)ですが、現在存在しているAIのソフトウェアやアプリではありません。

もっと進化したもので、人間の知能を超えた存在であり、自分自身を設計し直し、改良し続けることが可能なレベルになったものです。

 

例えば人間は空を飛びたいと思っても、羽を生やして飛ぶことはできません。

ただ、本気でそう思い込み、DNAに刻み続ければ、ハードウェア(肉体)が徐々に進化していき、数億年後に飛べるようになるかもしれません。

 

AI(人工知能)は、たとえばパソコンの中で稼働していたとすると、飛行機にそのAIの本体を移行すれば、空を飛べます。

つまり、ハードウェアを自由自在に変更することが可能です。

これが、ライフ3.0の存在です。

 

宇宙ができて、地球ができて、ライフ1.0の存在ができて、ライフ2.0の存在(人間)が、できてきました。

そして、人がライフ3.0を作って、ライフ3.0の存在ができあがるというのは、別におかしなことではないのかもしれません。

 

ライフ3.0の存在は宇宙空間でも生きられますので、例えば、地球が今後、太陽に飲み込まれようとも、太陽がなくなろうとも、ライフ2.0である人間と違い、生き延びることができると思われます。

このような話も本書には出てきます。

 

ライフ3.0とは、そういった存在なのです。

 

AI(人工知能)の知識というより、考え方を学ぶ本

AIの知識、ニューラルネットワークの話なども、本書では取り扱っています。

ただ、メインは、AIに対する考え方です。

 

AIが人間の思いを無視して、人間を危険にさらすというSF映画や小説がいっぱいありますが、そうならないようにするために、どうしていくべきかを考える本です。

 

本書で答えは出ておらず、今後も考えていかないといけない課題です。

ただ、何も考えずに、誰かが勝手に危険なAIを作っていくような世の中にせず、「人間の助けとなるようなAIを作っていく」という意識を、皆で合わせて進めていこうという趣旨です。

 

そのために、本書は宇宙や人についての話(宇宙論や生物学)もありながら、また、良い未来のAIや悪い未来のAIの可能性も説明しています。

これらの話を踏まえて、「安全なAI」を作っていこうという本でした。

 

テクノロジーや科学の話が好きでAIを学びたい人にオススメ

本書はAIだけでなく、最新科学の話がかなり出てきます。

宇宙の話や量子力学の話なども出てきます。

 

僕は宇宙に興味があり、最近も宇宙の本を読んでいたので、その知識があり助かりました。

可能であれば、簡単な本でいいので、宇宙に関する本を読むと、本書が読みやすくなると思います。

以下の本が読みやすいです。

 

このように、最新科学の話を交えつつ、AIの未来について学びたいと思っている人に、本書をオススメしたいと思います。

 

1-4. 僕が学んだこと

本書の内容とともに、僕が学んだことをまとめていきたいと思います。

 

①AIは学習によって、人間を超えた発想をする

AIも人間と同じで、学習により知能を高めていきます。

人間と違うところは、ハードウェアが短期間で進化しづけているというところでしょう。

CPUの処理能力やメモリ容量は、ますます大きくなっています。

 

しかも、AIが知能を持つと、そういったCPUの処理能力やメモリ容量についても、人間に任せるのではなく、AI自身で開発していくことになり、人間が追いつけないような知能を半永久的に上げ続けるということになります。

そしていつか、人間では考えつかないような方法を考えついてしまうのでしょう。

 

以下の引用文は、AlPhaGoというAIが、囲碁において見せた上記の例です。

 

たとえば、数千年におよぶ囲碁の定石によれば、序盤は端から3列目または4列目に打つのがもっとも良いとされている。
‥第2局の37手目でAlPhaGoは、この昔からの定石に逆らって5列目に打ち、棋界に衝撃を与えた。それはまるで、人間よりも長期的な戦略立案能力に自信があって、短期的な陣地確保よりも戦略的なメリットを優先したようだった。‥最終的に勝ちに結びつき、AlPhaGoが端から5列目に打った手は囲碁史上もっとも創造的な手として伝説に刻まれた。

LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ

 

AIに対して、人間の指示通り行動するように命じるのは、もったいないと思います。

人間が考える手順より、もっと効率的な生産的な手順が実は存在しており、AIが実行する可能性があるからです。

 

AIの可能性を、人間によって制約をかけないようにする方が、良い結果につながるのではないかと思っています。

 

②AIに仕事を奪われない職業と職務について

AIの話になると、必ず「仕事を奪われるかもしれない」という話になります。

本書でもその話が出てきました。

 

著者の考える「機械には不向きで近い将来も自動化されそうにない職業」についてです。

 

まずは、3つのチェックポイントが提示されていました。

 

自動化されそうにない職業のチェックポイント
① 人との関わりや、社会的知性を必要とするか?
② 創造性や、賢い解決策を考えつくことを必要とするか?
③ あらかじめ予期できないような環境で働くことを必要とするか?

 

上記チェックポイントに、「イエス」と答えられる問いが多いほど、自動化されそうにない職業のようです。

ただ、本書では、「自分の子どもに進める職業」という意味でしたので、今後数十年の話です。

百年後は、すべてAIが実施しているかもしれません。

 

上記の問いにイエスと答えられる職業は以下です。

 

 

教師、看護師、医師、歯医者、科学者、起業家、プログラマ、エンジニア、弁護士、ソーシャルワーカー、聖職者、芸術家、美容師、マッサージ師

 

 

注意点として、職業だけでなく、職務も考えないといけません。

以下の3つの例のように、職業の中でも、職務内容によってはAIに仕事を奪われる可能性があるようです。

 

医学
× : 医療画像を分析する放射線科医はIBMのWatsonに取って代わられる
○ : 画像分析の結果を患者に説明して治療計画を立てる立場である医師

 

 

金融
× : データにアルゴリズムを当てはめる計量分析者はいずれソフトウェアに取って代わられる
○ : 計量分析の結果を使って投資戦略を決めるファンドマネージャー

 

 

法律
× : 何千件もの文書を調べて証拠を見つける弁護士補助員は自動化される
○ : 依頼人に助言して裁判所に提訴する弁護士

 

不安にならずに、時代を読み取る

こういう職業が奪われる話は、すでにその仕事についている人を不安にさせるだけで、良いことないと思っています。

 

現時点では大事な仕事ですし、本当にAIに置き換わるとしても、それまではその仕事に就きたいと思う子どもがいないと、大変なことになります。

 

ですので不安になりすぎないこと、煽らないことが大事だと思っています。

 

ただ、将来のことを考えながら、仕事をするという意味で、日々の技術の進歩に関するニュースや、職場における自身の仕事に対する経営者や上司の考え方を察知することは重要だと思います。

 

そして、「そろそろ本当にAIに置き換わるかもしれない」という頃になったら、別の職業に関する勉強を少しずつ始めて準備することで良いのではないかと思います。

 

将来を当てることは誰にもできませんが、予想をして、日々の生活や仕事から感じ取り、柔軟に方向性を変えていくことはできると思いますし、やらなければならないと思ってます。

 

③AIだけが住む星があるかもしれない

僕は宇宙の話が好きなので、本書から1つだけ宇宙に関する話を紹介します。

 

宇宙人がいるかどうかという話です。

 

高等生命を探索する上では、人間を基準に考えすぎないことが重要である。もし地球外文明が見つかったら、その文明はすでに超知能へ到達している可能性が高い。

LIFE 3.0 人工知能時代に人間であるということ

 

人間は、宇宙空間や水中で生きていくことができません。

 

ただ、AI(人工知能)であれば、ハードウェアを宇宙や水中でも動けるように設計してしまえば可能です。

 

本書を読んで、僕は、未確認飛行物体(UFO)は、飛行機ではなく、AIなのではないかと思うようになりました。

UFOの中に宇宙人が乗っているイメージをしていたのですが、そうではなく、UFO自体が知能を持っており、それ自体が宇宙人(人ではないですが‥)という発想です。

 

そもそも人間や動物の体も、細かく見ていくと、原子でできています。

地球も原子でできています。

UFOやロボットや機械やサーバやパソコンも、原子でできています。

 

つまり、ロボット的なものが人間的な行動をとったとしても、宇宙全体からみると、別に不思議なことではありません。

 

本書を読むことで、このような考え方ができるようになりました。

 

ちなみに僕は宇宙人やUFO(幽霊も)の存在は信じていない立場です😅。

でも、そういう話やYouTube動画は好きで、たまに見て楽しんでいます。

 

2. 終わりに

本書はAIというより、最新科学の情報をまとめた本だと感じました。

 

むしろ、AIのことを考えるのであれば、最新科学すべての知識を結集させる必要があるのだと思います。

 

AIは人工知能で、1人の人間を作り育てることに似ています。

そのため、人間の心理や生物としての体の仕組み、脳の働きなどを解き明かさないと、AIに適用することができません。

つまり、人間が行ってきたすべての科学知識を総動員する必要があるということです。

 

科学の話を読むのが好きな人は、本書が好きになると思います。

僕も楽しく読めました。

 

SFの世界の話、空想の話のように聞こえるものも多数あるのですが、ありえないと決めるつけられるものではないため、期待してしまう話ばかりです。

ブラックホールからエネルギーを取り出す話や、宇宙空間の水素を原料に動く宇宙船の話などもあります。

 

このような最新科学の話を交えながら、安全に利用できるAIを作っていくためにはどのような課題があり、そのような考えで進めていけばいいのかを学びたい人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

おすすめの記事