【97冊目】「日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」

記事まとめ

  • 「日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」の本をまとめた
  • 本書を読むことで、「英語は話し手や書き手の感覚で表現されおり、また、時代によって変化することがある」ということを学んだ
  • 英語を使う人の感覚が知りたい人に本書をオススメしたい

 

「日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」を読みました。

本書について一言で紹介するなら、「英語を使う人の感覚について教えてくれる本」です。

 

本書は、専門用語などが出てこないため、読みやすい本となっています。

ちなみに僕は、本書を読むのに、2時間19分かかってます。

 

僕は2021年1月から個人事業主として開業する予定です。

事業内容は現在模索中ですが、その中で、英語を使ったビジネスをしたいと思っています。

これは、日本という市場だけでなく、世界の市場で勝負してみたいからです。

 

日本は少子化の影響で、だんだんと人口が減っていきます。

人口減は、市場に大きな影響を及ぼすと思われます。

そのため、日本市場だけでなく、世界の市場でビジネスをしておくことが、リスク管理の1つだと思ってます。

 

ただ、英語は難しい😭。

2018年11月に11年間勤めた会社を辞めて、無職になり、英語の勉強から始めたのですが、まだ話せませんし、書けません。

英語新聞や英語ツイートを読むこともできませんし、映画や英語YouTubeを聞くこともできません。

 

2019年1月に、TOEIC875点(リスニング440点、リーディング435点)を取得することができたのですが、TOEICで出てくるような英語以外の英語はまったく使えませんね。

 

TOEICを勉強することで英語に対する抵抗感はまったくなくなりましたし、英語の基礎は身についたと思います。

あとは、自分が使う英語を学んでいく必要があると思っています。

 

2020年5月現在の目標は、2020年7月〜10月の間に、英語でYouTubeやTwitterをし、ファンを1000人集めることです。

1000人はYouTubeの収益化の条件でもありますが、1000人のファンがいれば、その後のビジネスにもつなげやすいと思っています。

 

内容は、日本の観光地を英語を使って紹介する動画のアップロードと、日本の観光地で見つけられた日本語を紹介する動画およびツイートです。

新型コロナウイルスのため、この挑戦が難しい状況ですが、7月から始める予定です。

 

この際、英語はスピーキングではなくライティングを主とします。

つまり、英語ライティングをマスターすることが第一目標です。

 

本書は、英語を使う人、特に、英語ライティングをする人向けに書かれた本です。

TOEIC勉強前に読んでいた本ですが、今回、改めて読むことにしました。

 

結果としては、英語を使う人の感覚を学ぶことができました。

本書を読んだだけではすぐに使いこなすことはできません。

正しい英語で書かれた洋書を読みながら本書の内容を確認したり、実際に英語を使っていくことが大事だと思ってます。

 

このように、英語を実践で使うために、英語を使う人の感覚を学びたいと思っている人に本書をオススメします。

 

それでは本記事で、僕が本書から学んだことをご紹介していきます。



 

1. 「日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」のレビュー

  • 1-1. 本のタイトルについて
  • 1-2. 著者について
  • 1-3. 目次と概要について
  • 1-4. 僕が学んだこと

 

「日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」についてレビューします。

1-1. 本のタイトルについて

本のタイトルは、「日本人の英語」です。

 

日本人が使う英語の間違いを指摘し、正しい英語の使い方を説明する本となっています。

 

1-2. 著者について

著者は、「マーク・ピーターセン」です。

 

運営しているウェブサイトやTwitterアカウントは見つけることができませんでした。

 

経歴

「マーク・ピーターセン」の経歴については、本書によると以下のとおりです。

 

明治大学政治経済学部教授。

日本人の英語

 

本書は大学教授が書いた本となります。

 

1-3. 目次と概要について

本書の目次は以下のとおりです。

タイトル
第1章 メイド・イン・ジャパン
- はじめに
第2章 鶏を一羽食べてしまった
- 不定冠詞
第3章 あの人ってだれ?
- 定冠詞
第4章 間違いの喜劇
- 単数と複数
第5章 思いやりがなさすぎる
- 純粋不可算名詞
第6章 文脈がすべて
- 冠詞と複数
第7章 慣用の思し召し
- さまざまな前置詞
第8章 意識の上での距離
- onとin
第9章 「かつら」と「かもじ」
- offとout
第10章 明治な大学
- 名詞+of+名詞
第11章 もっと英語らしく
- 動詞+副詞
第12章 点と線
- 完了形と進行形
第13章 泣きつづける彼女
- 未来系
第14章 去年受賞したノーベル賞
- 関係詞の二つの用法
第15章 アダルトな表現をめざして
- 先行詞と関係節
第16章 慎重とひねくれ
- 受動態と能動態
第17章 知識から応用へ
- 副詞
第18章 したがってそれに応じる
- 副詞と論理構造
第19章 「だから」と「だからさ」の間
- 接続詞
第20章 自然な流れを大切に
- おわりに

 

「だ・である調」

本書は、「です・ます調」ではなく、「だ・である調」です。

本ブログのような「○○です。」ではなく、「○○である。」という文です。

 

本書は、専門用語などが出てこないため、読みやすい本となってます。

 

概要

本書は、英語学習に関する本です。

主に、英文法と英語ライティングを学べる本となっています。

 

特徴としては、著者が英語を第一言語としているため、英語を使う人の感覚が説明されている点です。

第二言語として英語をマスターした人では書きにくい内容になっていると思われます。

 

英語は話し手や書き手の感覚で使われる

英語は言語です。

言語は話し手や書き手の感覚で使われると思ってます。

話し手や書き手の常識の範囲内や、今までの経験の範囲内で使われます。

 

日本語でも同じだと思います。

敬語を知らない人は敬語を使いこなせないですし、難しい表現を知らなければ他の知っている表現で話そうとするはずです。

 

英語も同様に、使い手の感覚で使われているのだと分かりました。

 

「get on the train」と「get in the car」の違いの説明が分かりやすかったです。

 

電車に乗るというのは「get on the train」で、「on」を使いますが、これは乗る人の感覚が、運ばれている感じが強いためのようです。

 

‥airplane, ship, busなどの場合、乗る人は一人の乗客にすぎず、乗物の運転に特に何の影響も及ぼさず、ただ貨物のように「運ばれている」感じが強い。

日本人の英語

 

一方、車に乗るという「get in the car」は、「in」を使いますが、これは意識の違いがあるようです。

 

‥car, taxi, private aircraftなどに乗せて貰う場合、自分とその運転との距離は意識の上で全然違うものである。単に「運ばれる」のではない。乗物の運転と自分との間につながりがいくらか感じられるために、これらに乗っている状態はonではなく、"in"となる。

日本人の英語

 

「inは中に入り込むイメージだ」というような説明も聞いたことがあります。

ただ僕はもうそういったinのイメージではなく、以下のように覚えていこうと思ってます。

 

  • airplane, ship, busのような乗り物は、onを使う
  • car, taxi, private aircraftのような乗り物は、inを使う
  • 上記以外の乗り物に乗る場面に出くわしたら、その乗り物に乗るときの感覚が運ばれるような感覚であればon、そうでなければinを使う

 

最初の2つは、何も考えず、ただ覚えます。

onの感覚やinの感覚は無視して、それぞれどういう乗り物がグループなのか覚えておきます。

そして、そのグループと同じような感覚で乗るのであれば、onだ、inだ、というように判断しようと思ってます。

 

そうやって感覚で使っていくことができれば、今までになかった新しい乗り物が開発された時も、英語を使う人の感覚と同じ感覚で使えるようになると思ってます。

 

ただし、英語の感覚は時代によって変わる!

英語は言葉です。

言葉は時代によって変わっていきます

 

日本語も、「〇〇でござる」とか「拙者は」などは、現代人は使っていません。

変化しています。

 

ところで、とても残念なことに、この30年のうちに一般アメリカ人の時制の使い方が大分くずれてきた。‥
なぜか特に、現在完了形とふつうの過去形との使い分けが、一般アメリカ人の頭の中では随分衰退してきたようである。

日本人の英語

 

日本語でも、「ら抜き言葉」「い抜き言葉」が指摘されますが、英語も同じように間違った言葉が当たり前になっていくかもしれません。

 

そのため、できれば新しい英語に触れたほうがいいと思いました。

英語学習の本も新しいほうがいい。

 

実は本書は古い表現で説明されていました。

電子レンジの説明です。

 

なぜ microwave oven の場合は her microwave というのに、冷凍庫の場合は her ではなく、 the freezer というかは、純然たる意識の問題である。具体的にいうと、冷凍庫というものは、どの家庭にでもあるというふうに意識されるが、電子レンジはまだそこまで普及していない。

日本人の英語

 

本書は、1988年に刊行された本です。

その当時は電子レンジが普及していなかったのだと思います。

 

そして、同じ著者の「実践 日本人の英語」では、変化の説明がありました。

こちらの本は、2013年に刊行されています。

 

‥当時は「どの家にも当然電子レンジがあるという意識は、近い将来にできるかもしれないが、今はまだない」としたが、いうまでもなく、その「近い将来」はもうとっくに来ており、現在ではすっかり the microwave の時代となっている。

実践 日本人の英語

 

このように時代により英語は変化します。

 

古い映画やドラマ、古い洋書、また、年配の著者が書いた本や記事については、もしかしたら、現代っ子が使う英語とは異なる可能性があります。

 

そのため、より新しい英語を学びたいと思っている人は、より新しい書物などで勉強するほうが良いと思いました。

英語を使う人の感覚を知りたい人にオススメ

もしかすると本書の内容は、一部、古い情報となっているかもしれません。

 

言葉は変わるからです。

 

ただ、英語を使う人の感覚、意識についての考え方は分かると思います。

そして、現代の人々も、何かしらの感覚のもと、英語を使っているはずです。

 

その感覚をできるだけ感じ取り、自分が使うときに、意識して使えるようになれば、より伝わりやすい英語になっていくのではないかと思ってます。

 

本書は、その助けとなる本です。

英語を使う人の感覚を知りたい人に、オススメしたいと思います。

 

1-4. 僕が学んだこと

本書の内容とともに、僕が学んだことをまとめていきたいと思います。

 

①名詞にaをつけるのではなく、aに名詞をつける

日本語には、「a, an, the, 無冠詞」のような、冠詞に関する考えがないため、英語の冠詞の使い方は難しいです。

 

名詞は、冠詞をつけたときとつけないときとでは、意味が変わると教わってきていますので、一見、名詞に冠詞がつくように感じられます。

 

ただ、英語を使う人の感覚では、冠詞に名詞をつける感覚のようです。

 

英語で話すとき - ものを書くときも、考えるときも - 先行して意味的カテゴリーを決めるのは名詞ではなく、 a の有無である。そのカテゴリーに適切な名詞が選ばれるのはその次である。もし「つける」で表現すれば、「aに名詞をつける」としかいいようがない。

日本人の英語

 

「aに名詞をつける」という感覚も、ムリやり考えたような感覚のようですね。

 

著者は、「a+名詞」と「名詞」は異なる単語であると考えたほうがいいと言っています。

 

日本語で考えるときにも「a+名詞」と「名詞」とは異なる単語であることを認めるのがもっとも現実的だと思われる。

日本人の英語

     

    以下の2つの例が英語の感覚で考えたときの対応です。

     

    もし食べた物として伝えたいものが、1つの形に決まった、単位性をもつ物ならば、"I ate a ... a ... a hot dog! と、a を繰り返しつつ、思い出しながら名詞を探していくことになる。
    ‥もし食べたものとして伝えたいものが単位性もない、何の決まった形もない、材料的な物ならば、おそらく "I ate ... uh ... uh .. meat!と思い出していうであろう。

    日本人の英語

     

    つまり、名詞より先に、冠詞が決まっているはずだということですね。

     

    この感覚をマスターできれば、冠詞を使いこなすことができると思いました。

     

    まずは、洋書や洋画で、たくさんの英文に触れて、冠詞の使われ方の感覚を身につけていこうと思います。

    このとき必ず、冠詞の使われ方を意識して感じ取ります。

     

    「単位性があるから a を使っているのだね」というように、心の中で呟きながら、英文を読み続けようと思います。

     

    2. 終わりに

    本書を読むだけでは、英語力はまったく上がらないと思います。

     

    本書で語られる感覚を洋書や洋画を見ながら、納得することが大事です。

    また、英語を使っていくことが大事です。

     

    僕は、洋書を1冊だけ選んで、何周も読もうと思っています。

     

    例えば1周目は冠詞にだけ注意して読む、2周目は前置詞にだけ注意して読む、のような読み方です。

     

    1つのテーマに絞って、完璧な感覚を養うことを目的に読み進めていこうと思ってます。

     

    そして使う。

    英語ライティングで使おうとしながら、意識して完璧さに磨きをかけます。

     

    同じように、英語の感覚をマスターして、英語を使いこなしたいと思っている人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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