【99冊目】「実践 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」

記事まとめ

  • 「実践 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」の本をまとめた
  • 本書を読むことで、「英語で物事を伝えるときには、どう伝えたいかを意識して、正しい英語を選ぶことが大事」ということを学んだ
  • 英語を使う人の感覚が知りたい人に本書をオススメしたい

 

「実践 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」を読みました。

本書について一言で紹介するなら、「英語を使う人の感覚について教えてくれる本」です。

 

本書は、専門用語などが出てこないため、読みやすい本となっています。

ちなみに僕は、本書を読むのに、2時間35分かかってます。

 

本書を読む前に、本書と同じ著者の「日本人の英語」と「続 日本人の英語」を読んでいます。

 

本書も上記の本と同様、英語を使う人の感覚を学べます。

 

本書は「実践」とタイトルにあるとおり、「どう伝えたいか」を意識して英語を使えるようになる方法を教えてくれます。

 

英語も日本語と同様、言語ですので、伝え方がいろいろあります。

話し手/書き手が意図したとおり伝えるためには、言葉選びが重要です。

 

日本語に訳すと同じような意味なのに、英単語としては、意味が少し異なるというものがいくつもあります。

そういった英単語の使い分けを、正しく、つまり、自分が伝えたいことを伝えることができるように扱うことができるようになる本です。

 

英語を使う予定があり、細かな英語感覚を学びたい人に本書をオススメします。

 

それでは本記事で、僕が本書から学んだことをご紹介していきます。



 

1. 「実践 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」のレビュー

  • 1-1. 本のタイトルについて
  • 1-2. 著者について
  • 1-3. 目次と概要について
  • 1-4. 僕が学んだこと

 

「実践 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」についてレビューします。

1-1. 本のタイトルについて

本のタイトルは、「実践 日本人の英語」です。

 

本書には前著があり、「日本人の英語」「続 日本人の英語」です。

 

前著を読まなくても本書を読み進めることは可能だと思いますが、上記の本も、英語の感覚が学べますのでオススメです。

 

1-2. 著者について

著者は、「マーク・ピーターセン」です。

 

運営しているウェブサイトやTwitterアカウントは見つけることができませんでした。

 

経歴

「マーク・ピーターセン」の経歴については、本書によると以下のとおりです。

 

明治大学政治経済学部教授。

実践 日本人の英語

 

本書は大学教授が書いた本となります。

 

1-3. 目次と概要について

本書の目次は以下のとおりです。

タイトル
第1章 「の」の話
- 「AのB」
第2章 マイ問題
- 「私の〜」
第3章 恋人は何人?
- 冠詞と数
第4章 「なう」あれこれ
- 「〜している」「〜します」
第5章 動詞のワンツーパンチ
- 「入社する」「〜を探す」
第6章 ありえない話
- 「もし〜なら」
第7章 「オンリー」ひとすじ?
- 「〜だけ」
第8章 副詞の「立ち位置」
- 「ただ」「ほとんど」
第9章 接続詞、力くらべ
- 「〜ので」「〜から」「〜て」
第10章 成り行きはNG
- 「そこで」「結果として」
第11章 脱・カタコト英語
- 「大人の」英語表現
第12章 日本語に負けない
- 「〜と思う」「〜など」

 

「だ・である調」

本書は、「です・ます調」ではなく、「だ・である調」です。

本ブログのような「○○です。」ではなく、「○○である。」という文です。

 

本書は、専門用語などが出てこないため、読みやすい本となってます。

 

概要

本書は、英語学習に関する本です。

主に、英語の感覚を学べる本となっています。

 

著者が英語を第一言語としているため、英語を使う人の感覚が説明されています。

第二言語として英語をマスターした人では書きにくい内容になっていると思われます。

 

どう伝えたいかで英単語を選ぶ

相手とコミュニケーションを取っているときは、相手が理解できるように言葉選びをすると思います。

 

同じ専門家同士なら専門用語を使い、初心者の方には専門用語を分かりやすい言葉に変換するなどです。

 

英語も同じで、相手に伝えたいことがどういうことなのかを意識することが重要だと思いました。

 

例えば、以下の英文の次の言葉選びについて、どう伝えたいかという視点で4つの選択肢があります。

高周波増幅器の説明時に、相手に、低消費電力の特徴を伝えたい場合です。

 

  • We employ a new high-frequency amplifier.
    (我々は新しい高周波増幅器を用いる)

 

  1. 低消費電力の特徴があり、「その唯一の特徴」と言いたい
    (他に特徴と言えるものがない)
  2. 低消費電力の特徴があり、「いくつか特徴があるが、その1つ」と言いたい
  3. 低消費電力の特徴があり、他にもあるが、「これが重要な特徴だ」と強調したい
  4. 低消費電力の特徴があり、「もっとも重要な特徴の1つ」と言いたい

 

「低消費電力が特徴です」だけだと、相手も、「ふーん、そうなんだ」で終わります。

そうではなく、「これが重要な特徴なんです!」とか「実は他には特徴がない製品でして‥」など、それぞれ伝えたいことがあるはずです。

 

このどう伝えたいかが重要だと思います。

それにより、英単語の使われ方が変わるのです。

 

上記の4つを英文にすると以下のようになります。

 

  1. Its feature is low power-consumption.
  2. One of its features is low power-consumption.
  3. Its most important feature is low power-consumption.
  4. One of its most important features is low power-consumption.

 

英語は言葉。

どう伝えたいかで英語を選ぶ必要があるということです。

 

どんな場所で英語を使うのかも大事

英語を使う場所も大事です。

ビジネスの現場のようなフォーマルな場所で使うのか否か、そういう場合でも使う英語は異なります。

 

‥since と because の場合とは違って、as と for は書き言葉的な感じが非常に強いのである。そのため、日常会話や柔らかい文章には合わないが、改まった文章によく使われ、演説などでも極めてフォーマルな物言いとして頻出する。

実践 日本人の英語

 

日常会話の中で、フォーマルな言い回しをしていると、やはり変な感じに見られてしまうでしょう。

 

意味は通じたとしても、感じ方が違うわけです。

 

英語が難しいというよりは、日本語も含め、言語というのはそういうものなのだと思います。

日本語でも英語でも、言葉は変わっていくものですし、言葉の使い方は、一生勉強し続けないといけないかもしれませんね。

英語を使う人の感覚を知りたい人にオススメ

前著の「日本人の英語」「続 日本人の英語」と同様、もしかすると本書の内容は、一部、古い情報となっているかもしれません。

言葉は変わるからです。

 

ただ、英語を使う人の感覚、意識についての考え方は分かると思います。

 

あとは、新しめの洋書や洋画、海外ドラマなどで、英語に触れて、イメージを作り上げていくしかないと思ってます。

 

実際に使われている英語と本書で語られていることを見比べて、確かめていくことが重要でしょうね。

 

本書は、英語を使う人の感覚が学べますので、実践英語を確認し、感覚を磨きたいと思っている人に、オススメしたいと思います。

 

1-4. 僕が学んだこと

本書の内容とともに、僕が学んだことをまとめていきたいと思います。

 

①veryとsoは、同じではない

英語が苦手な人でも、veryとsoの使い方はなんとなくわかって気になっていると思います。

「とても」という意味で、程度を強めたいときに、遊び心で日本語に交えて使ったりもします。

 

ただ、厳密にいうと、同じ意味の言葉ではないようです。

文脈を問わずに、お互いを替えて使えるわけではないということです。

 

「程度を表す副詞のso」は、"so〜that‥" = "‥するほど〜である"という使い方が基本である。‥
ところが、「副詞のsoは「とても」という意味だ」というイメージが強いせいか、単純にveryと同じ意味として使ってしまうケースが実に多い。
私は、毎学期の1回目の授業で「程度を表す副詞のsoは文脈を問わずにveryの代わりになる言葉ではない」という点を必ず強調して注意する。

実践 日本人の英語

 

僕は、「男性はvery、女性はsoを使うことが多い」というような印象を持っていました。

海外ドラマが好きで、特に、「FRIENDS」というドラマが好きなのですが、女性の主人公たちが「so」をよく使っている印象があったからです。

 

so〜that‥のthatが省略されたり、感嘆符として、「She is so lovely!(なんて可愛らしい!)はsoを使うようです。

上記ドラマの主人公たちが使っていたSoは、感嘆符の文章の時だったような気がしてきました。

 

実際にveryとsoがどう使い分けられているかは、洋書や洋画、海外ドラマで確かめていくしかないと思ってます。

とりあえず本書で、単純に置き換えられるようなものではないと分かったので、今後は注意して確認できるようになったと思います。

 

2. 終わりに

人それぞれ英語の目指すレベルが違うと思います。

僕は、英会話を現時点では重視しておらず、英語ライティングを極めたいと思ってます。

 

本書や同じ著者の本で語られる英語の感覚までは意識せず、とにかく伝わればいいという人もいると思います。

僕も、英会話に関しては、そのレベルでいいと思ってます。

英会話は旅行英語でしか使うことがないと思っており、ジェスチャーでもなんとかなると思っているからです。(過去に英語圏の国に、4回行った経験で語ってます)

 

ただ、やはり、カッコよく使いたいです。

英語学習の動機の1つとして、「かっこよさ」があります。

 

洋画が好きなのですが、好きなハリウッドスターは英語を使っています。

大学生の時にそのカッコよさに憧れて、英語学習に興味を持ちました。

今でもそれは変わっていません。

 

かっこいい英語を使うには、やはり文法が正しいだけでなく、英語感覚も分かって使うべきだと思います。

 

僕と同じように、英語の感覚をマスターして、かっこいい英語を使いたい思っている人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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