英語学習本のレビュー「続 日本人の英語」

記事まとめ

  • 「続 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」の本をまとめた
  • 本書を読むことで、「英語で物事を伝えるときには、ちょっとしたニュアンスの違いを意識することで、より上級者の英語になる」ということを学んだ
  • 英語を使う人の感覚が知りたい人に本書をオススメしたい

 

「続 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」を読みました。

本書について一言で紹介するなら、「英語を使う人の感覚について教えてくれる本」です。

 

本書は、専門用語などが出てこないため、読みやすい本となっています。

ちなみに僕は、本書を読むのに、1時間34分かかってます。

 

本書を読む前に、本書と同じ著者の「日本人の英語」を読んでいます。

 

「日本人の英語」は英語を書くときの話が中心でしたが、本書「続 日本人の英語」は、英語を書くことに特化しておらず、英語全体的な話になっていると感じました。

 

著者が伝えようとしていることは変わりません。

英語を使う人の感覚です。

 

冠詞の有無や単数形、複数形による意味の違いなどを紹介しています。

 

本書を読むことで、より英語を使う人の感覚に近づけるようになると思います。

 

そのため、英語を実践で使うために、英語を使う人の感覚を学びたいと思っている人に本書をオススメします。

 

それでは本記事で、僕が本書から学んだことをご紹介していきます。



 

 

1. 「続 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」のレビュー

  • 1-1. 本のタイトルについて
  • 1-2. 著者について
  • 1-3. 目次と概要について
  • 1-4. 僕が学んだこと

 

「続 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」についてレビューします。

1-1. 本のタイトルについて

本のタイトルは、「続 日本人の英語」です。

 

「続」というとおり、本書には前著があり、「日本人の英語」です。

 

前著を読まなくても本書を読み進めることは可能だと思います。

前著と本書で、似たようなテーマですが、まったく同じことを書いているわけではないので、それぞれを読むと、より英語の感覚がつかめるようになると思います。

 

1-2. 著者について

著者は、「マーク・ピーターセン」です。

 

運営しているウェブサイトやTwitterアカウントは見つけることができませんでした。

 

経歴

「マーク・ピーターセン」の経歴については、本書によると以下のとおりです。

 

明治大学政治経済学部教授。

続 日本人の英語

 

本書は大学教授が書いた本となります。

 

1-3. 目次と概要について

本書の目次は以下のとおりです。

タイトル
1-1 スペインの雨
- 定冠詞the
1-2 七人の侍
- 可算名詞と不可算名詞
2-1 あの人を忘れたい
- 単数形と複数形
2-2 ペンは剣よりも強し
- 名詞の一般用法
3-1 橋の下よりほととぎす
- 前置詞
3-2 大和言葉のやわらかさ
- 副詞
4-1 金が物を言う
- 現在形
4-2 遅れることになったら電話する
- 未来形
5-1 耳を貸そうとしない
- 知覚動詞
5-2 窓ぎわのテーブルにしてもらう
- 使役動詞
6-1 川端康成『山の音』
6-2 J. D. サリンジャー:A Perfect Day for Bananafish
6-3 日本人の英語

 

「だ・である調」

本書は、「です・ます調」ではなく、「だ・である調」です。

本ブログのような「○○です。」ではなく、「○○である。」という文です。

 

本書は、専門用語などが出てこないため、読みやすい本となってます。

 

概要

本書は、英語学習に関する本です。

主に、英語の感覚を学べる本となっています。

 

著者が英語を第一言語としているため、英語を使う人の感覚が説明されています。

第二言語として英語をマスターした人では書きにくい内容になっていると思われます。

 

名詞における、冠詞や単数形複数形でイメージが変わる

僕は、英語を読んだり聞いたりするときに、冠詞や名詞の形を意識することできないです。

ついつい単語の意味が分かれば、英文の意味が分かった気がして、その次の文へ移ってしまいます。

 

英語のテストでは、細かなニュアンスを聞かれることはあまりなく、全体の意味を聞かれることの方が多かったため、なんとなくうまくやってきたように思います。

 

ただ、英語を書こうとしたり、話そうとしたときは、冠詞や名詞の形が気になります。

「theは、話し手と聞き手で共通認識があるときに使う」というようなことは文法書などに書いているので分かります。

それだけでも、正しい文法の英語を書けるようになると思うのですが、本書ではもっと踏み込んだ説明がありました。

 

以下の3つのニュアンスの違いが分かるでしょうか?

 

  1. A tiger is a dangerous animal.
  2. The tiger is a dangerous animal.
  3. Tigers are dangerous animals.

 

それぞれ以下のようになります。

 

  1. 一頭の虎が(世界のすべての虎を代表して)恐い目をしてジャングルから現れて来るイメージ
  2. 野生動物の図鑑のページに虎の挿絵があって、その下に書いている説明のイメージ。改まった感じで、書き言葉ぽくて、講義や説教などに頻繁に使われる。日常会話には、少々硬い。
  3. 何頭かの虎が恐い目をしてジャングルから現れて来るイメージ。複数形で一般を表す表現で、もっとも日常会話的。

 

1〜3について、どれも文法としては間違っていません

ただ、読み手、聞き手が、英語の感覚がある人であれば、それぞれの感じ方が違います

 

これを書き手、話し手が、意識して使えるかどうかが、重要になると思いました。

 

言葉は伝えるためにあります。

自分が思ったとおりに伝わっていないのであれば、失敗です。

このような小さな違いが、重要なときもあると思います。

 

もっと1つ1つの単語の使われ方に意識を持っていこうと思いました。

 

単語1つについてもイメージがある

「meadow」という単語は、「草地」という日本語訳が当たってますが、もっと深いイメージがあるようです。

 

‥英語としての meadow のイメージは、鬱蒼(うっそう)とした森の中に、樹木の生えていない、明るい空間がある。そこにはいろんな種類の草もあれば、野の花もあちこちさいている。土はやわらかそうで、ところどころ水のせせらぎが聞こえてくる。その平穏の中に暮らしている小鳥たちのところに、仔鹿も遊びにくる。よく見ると、バンビだ。それが "a meadow" である。

続 日本人の英語

 

よく、「英語と日本語をセットで覚えるとよくない。英語は英語で学ぶべき」という主張を聞きますが、こういった英語のイメージをうまく日本語に表現できないからだと思われます。

 

洋書や洋画で、その英語が使われている背景をうまく感じ取って、少しずつイメージを作り上げていくことが大事だと思いました。

日本語訳だけでその英語の意味を覚えていくと、英語でコミュニケーションを取るときに、うまく伝わらない恐れがあります。

 

簡単なことではないと思いますが、少しでも意識しておくことで、少しずつイメージできるようになっていくのではないかと思います。

今後は、その単語がどういう場面で使われることが多いのかを意識していこうと思いました。

英語を使う人の感覚を知りたい人にオススメ

前著の「日本人の英語」と同様、もしかすると本書の内容は、一部、古い情報となっているかもしれません。

言葉は変わるからです。

 

ただ、英語を使う人の感覚、意識についての考え方は分かると思います。

 

あとは、新しめの洋書や洋画、海外ドラマなどで、英語に触れて、イメージを作り上げていくしかないと思ってます。

 

やはり、多読多聴が必要ですね。

ただ、何も考えずに多く読んだり聞いたりするのではなく、きちんと単語の使われ方を意識することが大事だと思ってます。

 

本書は、その際に助けとなると思いますので、英語を使う人の感覚を知りたい人に、オススメしたいと思います。

 

1-4. 僕が学んだこと

本書の内容とともに、僕が学んだことをまとめていきたいと思います。

 

①英語のフォーマルとインフォーマル

僕は今後、英語を使っていく予定ですが、フォーマルではなくインフォーマルの場で使う予定です。

ビジネスの場などでは使うつもりはなく、もっと柔らかい環境で使う予定です。

 

このフォーマルとインフォーマルの簡単な使い分けとして、いくつかの動詞が紹介されています。

 

フォーマルさはレベルがいくつも考えられ、その反対のフレンドリーさもあるので、一概には言えないが、一つの原則として、get, run, come, walk, talk, sit, be, go, put, see,workなどのようなシンプルなアングロサクソン系の動詞と、at, through, by, across, awayなどの前置詞や副詞とを組み合わせてできた表現は、ラテン系の言葉(たとえば、introduce, continue, considerなど)より、やわらかく、「人間くさい」はずである。

続 日本人の英語

 

日常会話を使うような場所では、getやrunと前置詞や副詞との組み合わせの方が使われやすいということですかね。

 

映画や海外ドラマで使われる英語を意識して確かめたいと思いますが、自分が使うべき英語が分かりました。

 

まずは新しい英単語を覚えていくよりは、動詞と前置詞の組み合わせである、いわゆる、イディオムを覚えていくべきだと思いました。

 

英語でツイッターなどのSNSも実施したいと思っていますので、そういった場所で使われる英語をもう少し研究してみたいと思います。

 

2. 終わりに

まとめ

  • 「続 日本人の英語(著者:マーク・ピーターセン)」は、英語を使う人の感覚が知りたい人にオススメ
  • 本書を読むことで、「英語で物事を伝えるときには、ちょっとしたニュアンスの違いを意識することで、より上級者の英語になる」ということを学べる

 

「細かなニュアンスまでを覚える必要があるのか?」というのは、自分がどういうときに英語を使おうと思っているかによると思います。

 

自分がお客さまの立場であり、お金を払う側であれば、多少の英語力不足でも、うまく行くと思います。

相手は、商売人として、必死に聞いてくれるからです。

 

ただ、自分が商売人の立場であれば、お客さまに正しいニュアンスを伝えないと、こちらが伝えたいことや行動してもらいたいこと(買ってもらうなど)につながらないと思います。

この場合は、細かなニュアンスもしっかりと理解することが大事だと思います。

 

僕は後者の英語が使えるようになりたいと思ってます。

そのため、本書で書かれているような感覚を意識的に学んでいく予定です。

 

同じように、英語の感覚をマスターして、英語を使いこなしたいと思っている人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

おすすめの記事