【28冊目】「イーロン・マスク 未来を創る男(著者:アシュリー・バンス)」

記事まとめ

  • 「イーロン・マスク 未来を創る男(著者:アシュリー・バンス)」の本をまとめた
  • 本書を読むことで、「電気自動車、宇宙開発、太陽光発電などさまざまな分野に挑戦しているイーロン・マスクは勉強家であり、その人生は順風満帆ではなく、いくつもの困難を乗り越えてきたものだった」ということを学んだ
  • イーロン・マスクという、いくつもの異なった分野に挑戦する男の物語を知りたい人に本書をオススメしたい

 

「イーロン・マスク 未来を創る男(著者:アシュリー・バンス)」を読みました。

本書について一言で紹介するなら、「電気自動車、宇宙開発、太陽光発電などのさまざまな分野に挑戦しているイーロン・マスクの順風満帆ではない物語について教えてくれる本」です。

 

テクノロジーなどの話がところどころ出てくるため、慣れていない人は読み進めにくいかもしれません。

ただ、基本的には物語ですので、そこまで苦労することはないと思います。

ちなみに僕は、本書を読み終えるのに、311分(5時間11分)かかりました。

 

僕がイーロン・マスクを知ったのは、おそらく、ロバート・ダウニー・Jr.主演の映画『アイアンマン』で、主人公であるトニー・スタークのモデルが、イーロン・マスクであるということを聞いたときだと思います。



2010年前後だったと思いますが、アイアンマンの作中のトニー・スタークのカッコよさにハマりました。

僕が死ぬまでに所有したいと思っている車が「アウディR8」なのですが、この映画がきっかけとなっています。

そんなトニー・スタークのモデルがいたなら、気になるのは必然でしょう。

 

インターネット等でイーロン・マスクのことを調べ、数々の分野に挑戦している姿にのめり込んで行きました。

 

本書は、このイーロン・マスクの、子ども時代から宇宙開発、電気自動車開発、そのほか、電子決済サービス企業など、さまざまな分野における苦労と成功の物語が語られています。

 

起業に挑戦しようと思っている人にとって、モチベーションが上がるような本だと思っています。

 

また、ところどころ、イーロン・マスクが本を読んで勉強していく姿が語られています。

本を読むことで成功に近づくことができるという希望も得られました。

 

1つの分野での成功ではなく、複数の分野で成功を収めている人物の物語を読みたいと思っている人には、本書がオススメです。

 

それでは本記事で、僕が本書から学んだことをご紹介していきます。


1. 「イーロン・マスク 未来を創る男(著者:アシュリー・バンス)」のレビュー

  • 1-1. 本のタイトルについて
  • 1-2. 著者について
  • 1-3. 目次と概要について
  • 1-4. 僕が学んだこと

 

「イーロン・マスク 未来を創る男(著者:アシュリー・バンス)」についてレビューします。

1-1. 本のタイトルについて

本のタイトルは、「イーロン・マスク 未来を創る男」です。

 

タイトルの「イーロン・マスク」のとおり、イーロン・マスクの伝記となります。

 

原著について

本書は翻訳本です。

原題は「Elon Musk: Tesla, SpaceX, and the Quest for a Fantastic Future」です。

 

「Tesla」は電気自動車の会社、「SpaceX」は宇宙開発の会社です。

このように、イーロン・マスクはまったく異なる分野の会社を運営しています。


1-2. 著者について

著者は、「アシュリー・バンス」です。

以下のウェブサイトを運営しているようです。

Ashlee Vance

 

Twitterアカウントは以下のようです。

Ashlee Vance(@valleyhack)

 

経歴

「アシュリー・バンス」の経歴については、本書によると以下のとおりです。

 

テクノロジー分野の第一線で活躍するライター。

イーロン・マスク 未来を創る男

 

ライターが書いた本となります。

 

1-3. 目次と概要について

本書の目次は以下のとおりです。

タイトル
第1章 イーロン・マスクの世界
「次の」ジョブズはこの男
第2章 少年時代
祖国・南アフリカの甘くて苦い記憶
第3章 新大陸へ
壮大な冒険の始まり
第4章 初めての起業
成功への第一歩を踏み出すまで
第5章 ペイパル・マフィア
栄光と挫折とビッグマネー
第6章 宇宙を目指せ
ロケット事業に乗り出すまで
第7章 100%の電気自動車
テスラモーターズという革命
第8章 苦悩の時代
生き残りをかけた闘い
第9章 軌道に乗せる
火星移住まで夢は終わらない
第10章 リベンジ
21世紀の自動車を世に出す
第11章 次なる野望
イーロン・マスクの「統一場理論」

 

「だ・である調」

本書は、「です・ます調」ではなく、「だ・である調」です。

本ブログのような「○○です。」ではなく、「○○である。」という文です。

 

宇宙やテクノロジーの話がところどころ出てくるため、慣れていない人には読み応えがある本と感じると思います。

ただ、基本的には物語であるため、読みやすい本となってます。

 

概要

本書は、日常生活でも仕事でもなく、偉人を紹介する伝記です。

ただ、偉人であるイーロン・マスクは起業家であるため、起業や仕事に関する内容となっており、仕事関係でも役立つ情報はあると思います。

 

イーロン・マスクは複数の分野に挑戦している

イーロン・マスクと聞いてイメージするのは、電気自動車テスラだと思います。

人々の日常生活に浸透している「車」ですので、目に触れやすいからです。

 

ただ、イーロン・マスクはそれ以外にもさまざまな分野に挑戦してきています。

 

大学卒業後の1995年、まず彼はドットコム・ブームに乗っかる形でZip2と呼ばれる会社を起こした。生まれて初めての起業だったが、これが大当たりだった。その後、1999年にコンパックに3億700万ドルで売却する。この取引で2200万ドルを手にしたマスクは、ほぼ全額を次の起業につぎ込んだ。後のペイパルである。2002年、イーベイが同社を15億ドルで買収したことで、ペイパルの筆頭株主であるマスクはとんでもない資産を手にする。
だがマスクはシリコンバレーにこもることなく、ロサンゼルスに向かう。まずは落ち着き、次のチャンスの到来を待つというのが昔ながらのセオリーだが、彼にそんな常識は通じない。
スペースXに1億ドル、テスラに7000万ドル、太陽光発電のソーラーシティに3000万ドルを投じた。

イーロン・マスク 未来を創る男

 

このように、さまざまな分野に挑戦し、しかも成功しています。

 

起業家を目指している人にとって、この多彩な才能は憧れますし、モチベーションアップにもつながります。

「僕も頑張ってやってやろう!」という気持ちにさせてくれます。

 

ちなみに、上記引用文のすべてを創業したわけではありません。

僕も知らなかったのですが、イーロン・マスクはテスラの創業者ではありません。

創業者は別に2人います。

 

本書を読むことで、そういった細かな勘違いを正すこともできました。

 

勉強家のイーロン・マスク

イーロン・マスクはとにかく勉強家だという印象が残りました。

読書家です。

本を読むことで、さまざまなことを学んでいる記述が多数ありました。

 

まずは幼少期。

 

「そのうち、学校の図書館でも近所の図書館でも読むものがなくなった。3年生か4年生のころだ。新しい本を入れてくれと図書館に頼んだこともある。仕方ないのでブリタニカ百科事典を読み始めたら、これがおもしろかった。いかに自分が知らないことが多いかがわかるんだ」

イーロン・マスク 未来を創る男

 

自分の知らないことに気づく」というのが大事だと学びました。

また、読書は、「世の中ですでに解決されていることがわかる」ということも大事だと思います。

 

僕も引き続き本を読み、幅広い知識を頭に入れていこうと思いました。

 

 

 

次に、X.comという企業の立ち上げの時の話です。

 

立ち上げに参加した4人は、銀行業界が時代遅れという見方で一致していた。何しろ、インターネットの時代に、わざわざ銀行の窓口に足を運ぶのは時代錯誤に見えた。
‥ただ問題は、そこにある「現実」だ。銀行業の経験がないマスクは、本を1冊買って業界の仕組みを勉強し始めた。参入について調べれば調べるほど、この業界が規制でがんじがらめになっていて、ネット銀行の設立に巨大な壁が立ちはだかっていることがわかった。

イーロン・マスク 未来を創る男

 

「銀行業の経験がない」という経験不足を、読書によって補っています

本を読むことでわかることもあると思います。

まずは読書を行うことが、成功への近道になると思いました。

 

 

そして、宇宙ロケットの購入先について悩んでいた時のことです。

 

マスクのいうロケットの理論上の性能特性も驚くほど細かく記入されていた。「イーロン、こんな情報をどこから手に入れたんだ?」とカントレルが訝しげ(いぶかしげ)に尋ねた。
マスクは航空宇宙産業や物理学について何ヶ月も勉強していた。カントレルらからロケット工学の専門書を何冊も借りていた。‥異次元の世界で沈思黙考を繰り返した末に、あのロシア企業よりもはるかに安価に造れるはずという結論に達していたのである。

イーロン・マスク 未来を創る男

 

「成功者は天才というより勉強家だ」と思いました。

成功者は読書でも実務でも、とにかく学んでいます。

 

知識やスキルは、何もしないでも自然に身についたり、生まれつき持っているわけでもなさそうですね。

勉強すれば身につくのだということを教えてもらったように思います。

多分野で成功している男の物語を読みたい人にオススメ

1つの分野ではなく、複数の分野で成功している人を見ると、成功の秘訣があるように感じてしまいます。

 

「成功は運だけではない」という証明だと思っています。

 

事業の成功を目指している起業家や、仕事がマルチタスクになっている社会人など、複数の分野で成果を出したいと思っている人に、本書をオススメしたいと思います。

 

1-4. 僕が学んだこと

本書の内容とともに、僕が学んだことをまとめていきたいと思います。

 

①最新技術や科学を、ビジネスに応用することを意識して考える

コンピューター分野や科学分野問わず、世の中は進化し続けています。

そしてその情報は基本的に、世界中にニュースとして共有されています。

 

これらの情報をどう扱うかは、受け取り主次第です。

僕は、「ビジネスに応用すること」を考えたいと思います。

 

だが、本当に抜きん出ていたのは、難解な物理学の概念を現実のビジネスプランに落とし込むマスクの才能だろう。科学進歩とビジネスという2つの点を線で結ぶ才能は、すでに当時から並外れていたのである。

イーロン・マスク 未来を創る男

 

ニュースだけでなく本も一緒ですね。

とにかく情報を仕入れたら、頭の中に入れ、ビジネス、つまり、世の中の課題を解決することに使えないかどうかを考えまくろうと思います。

 

科学の進歩と世の中の課題をつなげることができれば、ビジネス成功になると信じてます。

 

2. 終わりに

本書を読んで、イーロン・マスクは、「お金ではなく、やりたいことをしたい人」だと感じました。

 

会社が傾きそうになった時、自身の全財産を注ぎ込もうとする記述がいくつかありました。

お金より、やりたいことができる会社を大事にしているのだと思います。

 

その会社が世間の課題を解決しているのですから、社会に貢献している人だと言っても過言ではありません。

 

僕もこういう人になりたいと思ってます。

 

イーロン・マスクという自分がやりたいことを複数やり続けている男の物語を読みたい人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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